無農薬文旦!
朝晩がめっきり涼しくなり、お米の刈取りをしている田んぼに
稲木がかかり秋本番を感じさせます。
シーレーの花もだいぶん終わりにかけたころ、
無農薬土佐文旦の畑にやってきました。
一口に無農薬といってもなかなか難しく
放任と言った方がよいかも・・・・?
早速文旦の葉っぱが黄色く変色していますが、
これはカイヨウ病といって、防除をしなかったら
非常に移りやすい病気です。
いずれ葉がパラパラと落ちだして、
裸になります。
こちらはカタツムリにかじられた跡です。
ピンポン玉大の時が梅雨時期なので、皮が軟らかく
カタツムリの餌にはもってこいです。
これは黒点病がひどい状態になったもので、
必ずこんなになっている果実の上には枯れ枝があります。
雨が降るとその枯れ枝から樹脂の汁が流れてきて
果実に付くとこんなになるのです。
これは初期のころのホコリダニの被害。
小指の先ほどの果実の時にダニがぼぶれついちょったがよ。
こちらは一見普通に見えますが、
黒点病に、ホコリダニ、サビダニといくつもの被害にあったもの。
カイガラムシや樹脂病にかかって枯れている枝で、
何の消毒もしなければこんな状態から枯れてしまい、
果実さえも収獲できなくなります。
やっぱりある程度はしないと、永年作物は毎年同じ生産を
することは難しいです。
1件のコメント
あのねのね
シーレーの花とは、彼岸花のことかな!?
こうやってみたら、とてもきれいですね。
驚きました。
いろいろな病気があるんですね・・・
ほんとに世話が大変ですし、知識もいりますね。
美味しく、臭いもよく、見かけも形も綺麗な文旦に
毎年、癒されている私です・・・
ここまでになるのに、
こんな努力があるんですね。
頑張ってください。