皮の見た目はシワシワになった温室文旦とつやつやピチピチの土佐文旦。 果肉は飴色の温室文旦に、綺麗な黄色の土佐文旦。 お味は？と言いますと、旬の土佐文旦は爽やかで若くフレッシュ、年季を積んだ温室文旦はコクがさらに増して濃厚…

温室施設の中では、水晶文旦ゆ土佐文旦など色んな文旦類や柑橘類の花が咲いています。 柑橘独特のイイ香りが漂い癒やされます。 花の雄蕊を採ると、小さな赤ちゃんの果実が見えますが、その根元にはキラキラ光る液体が見えます。 これ…

その訳は？ 実は、土佐文旦は自家受精がしにくく、他家授粉でなるがです。 土佐文旦以外の柑橘の花なら何でもイイのですが、小夏は花粉が多いので授粉樹用としては使い勝手がいいのです。 この蕾を沢山集め中の葯だけ取り出し、開葯器…

今日の気温は25度以上になり、春を通り越して初夏のような陽気でした。 暖かくなると、文旦も熟成が進み”なごり”のような味わいになります。 俗に云う腐りかけが美味しいとはこのような状態の事です。 そんな中、ご覧の様にヘタの…

栽培している果物は違えど、同じ生産者同士話が弾みます。 桃の木（枝）をお土産にいただいたので、咲くの楽しみにしています。

子孫を残そうとして、種のある文旦に力を注いで美味しくしよう=他の動物に食べてもらって種を遠くに運んでもらおう、という木の意思があるのかどうかは定かではないですが、種のある土佐文旦ほど美味しいです。