お客様からのご質問コーナー!,  今日の出来事。

以下の様なご質問を頂きました。

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[ お問い合わせ内容 ]

露地文旦の酸味について教えて下さい。

文旦の酸味が爽やかで好きなのですが、酸味は収穫時期によって変わるのですか。ほとんど酸味を感じられないものもありますよね。早い時期の方が酸味を感じられるのでしょうか。或いは、その年の気候により決まってしまうのでしょうか。

 

この度は、お問い合わせありがとうございます。

白木果樹園、園主:白木です。

早速のお返事でございますが、色々なパターンが考えられます。

先ずは気候条件ですと、夏場から秋にかけて暖かく雨の多い日が続くと、

酸味の少ない年になります。その代わり甘味も薄い年とも言えます。

 

それと収穫時期ですが、

主に収穫は年末から年始にかけてしておりますが、

収穫時期に急激に寒さが襲来した時などは、

酸味が上昇します。

そして、遅く収穫したものは酸味の少ない年もあります。

 

それと何時召し上がるか?

 

でも違いがあります。

 

土佐文旦の出荷の時期は、主に2~3月下旬及び4月上旬頃になりますが、

2月の時点で食べると、外気温が寒いので酸味が残っています。

しかし、3月中下旬頃になると、酸味が少なくなっていますので、

食べる時期に違いもあります。

 

 

それと、酸度と糖度のバランスで、甘く感じるか?酸っぱく感じるか?

の違いもあります。

 

糖度が12度の場合、酸度が1.3度の場合、

甘未比が9.23 (甘未比=糖度÷酸度)

 

糖度が12度で酸度が1.1度の場合

甘未比が10.9

になります。

 

甘未比が10を超えると美味しく舌が感じるそうです。

 

 

色んなパターンを考慮して考えなくてはならないので、

一概に答えは無いですが、

 

いずれにせよ、酸味を感じるのが好きな方や

嫌いな方もいますので、後は嗜好になってくると思います。

 

長々となりましたが、宜しくお願い致します。

 

 

 

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