今年の文旦山の樹々は、芽立ちが青々として勢いが違います。
それは昨年の夏の干ばつの時、雨が降らないので枯れそうになってました。
しかし、枯れそうな状態でも根は土中の水分を求め根を伸ばします。秋には樹上とは裏腹に表土いっぱいに広がった根は、雨が降ると一気に水分を吸い上げ、次の年の芽立ちを助長し根を張った分だけ芽が出るのです。
自然界は常にハーフANDハーフで、振り子が振り過ぎると逆に振り過ぎます。
人間でも苦しい時こそ我慢をし、次のチャンスが訪れるまでの準備をする事が大切です。
自然の中で作業をしていると、色々と教えられる事ばかり。
毎日が一年生です。