文旦のルーツを辿る旅・<スラバヤ編>アジア第1日目
10/11 6:50PM高知発~成田~シンガポール乗換~10:30AMスラバヤ空港にやっと着きました。
「セラマンシヤ~」(こんにちは~)
ノリキくんがレンタルしてくれた車に乗って空港近くの長谷川邸へ
前日まで降った雨が道路にこんなに残っていました。整備の遅れた途上国を目の当たりに。
自宅に着くとノリキくんがこんなTシャツに着替えてポーズ。
聞くところによると日本語Tシャツは、トレンドらしい。
ヤッホ~、トヨキ!(4男)来日した今年6月に日本に来た際に白木果樹園にも来てくれて覚えてくれてました。
4年生です。
笑顔がかわいい~後ろから視線を送っているのは、あれっ?
3男のマサキ。3年前来日。白木果樹園でバイトもしてくれました。
長谷川邸の裏庭。30年前に建てた時には、広い池や噴水・ガーデニングが広がる豪邸だったそうですが…..
今やお手入れ不足の為に、ジャングルでした。
長谷川さんの奥さん(49才)今年トヨキくんと来日してお会いしたので、これで2回目の交流。
スラバヤならのおもてなし料理を作ってくれました。
これは、スラバヤ名物、ヤギの串焼き。
横に置いてある甘いたれをトッピングして。
食わず嫌いをやめていただくと臭みもなく、おいしかったです。
これもスラバヤ料理のナマズのから揚げ。
パリパリして、生臭さもなくガシラのから揚げに似てました。
4男のトヨキの友達がたくさん遊びに来ました。
子供の愛らしい笑顔は、日本もスラバヤも共通。
スラバヤの長谷川さんちに、家族はもちろん、姉妹・親戚や彼女や友人とたくさん集まる風習があるらしく、おかげであっという間にこんなにたくさんの方と一緒に交流することができました。
今回の通訳・ガイドと大役をしてくれてます、
ここの一家の主・白木果樹園農作業の年長者の長谷川さん。
数年ぶりの家族揃う自宅に戻り、自慢だし、嬉しそう~
長谷川さんの奥さんの妹さん。お仕事は、教師。
私からのお土産(抹茶のお菓子)を喜んでくれました。
あっという間の2時間訪問。長谷川邸宅前で、記念写真。
お名残惜しい長谷川家族のおもてなしを後にして、今回の目的地のマディウン市にノリキくんの上手な運転で向いました。
到着までの長時間6時間…途中の道中で立ち寄った果物店。
南方のアジア系を代表するトロピカルフルーツが
ぎっしりと並べられていました。
「え~っ!これ見て」
びっくり、まさに今の高知秋の味覚「新高梨」があるのには、みんな目が点になりました。(韓国産)
バイクや車の多い整備不良の道を6時間走り、やっと待ち合わせのマディウン市のホテルに到着。ここは、私たちの目的地インドネシア、ジャワ島のマディウン市。文旦(ポメロ)の発祥の地なのです。
来日経験のある、日本語も片言でわかる男性も数人。「セラマンシヤ~」
最初ホテルのレストランで顔合わせ。みなさんお堅い顔つきで、緊張気味。
この大きな柑橘が、マディウンでこの農家の方が栽培している自慢のポメロです。
自分たちの育てている大きなポメロ剥き始めると徐々にうちとけ、笑顔がほころびました。
現地のポメロの味は、酸味が全くなく、糖度も高くない、あじけない味。食感や果汁は似ていました。
彼が、日本にも一番興味あり、笑顔も愛想もいい、日本語の挨拶も上手に話せる男性でした。感じが一番良かったな。
ホテルのお料理は、アラカルト、バイキングで。
これ、ビーフンに似ていましたが、アジア系のスパイスなのか、独特の香りが高く、食べにくかったです。
これは、牛の皮とか揚げ餅のようなせんべい。スープやサラダなどにトッピングしていました。
こんなたれやドレッシングがよくありました。
このお菓子をお土産にいただきました。この農家さんの奥様方がポメロ加工品として製造しているポメロの皮を甘く長く煮詰めて作った地元産のお菓子だそうです。
園主も日本高知の誇る<土佐文旦>を身振り手振りで、長谷川さん通訳で精いっぱいお伝えしてきました。
<水晶文旦>と文旦ジュース<ぶんぶん>を食べていただきましたが、残念ながら文旦の酸味や苦みが苦手らしく、試食して眉をしかめる人や首を振る方が多かったです。
レストランのバイキングにあった、カットフルーツデザート。味も香りも薄い、甘くない赤と黄色のスイカやメロン。
顔合わせも無事終了。明日の現地での視察の打ち合わせをして終了しました。
大役をしてくれてる長谷川さん親子。右は、2男のタダキくん。この日は、通訳とカメラマンをやってくれてました。口調も動作もソフトで優しそう。
左の長男ノリキくんは、運転手と通訳と本職を生かして、このセッティングもしてくれました。さすが、上等のガイドと充実した1日目の交流ができました。