水晶文旦小話
水晶ブンタンには、グリーン果皮のものとイエロー果皮のものと2種類あります。
元々青いままで収穫される水晶文旦は、関東向けに作られた商品では見た目が良くないので、ホルモン処理(エチレン処理)をして黄色くしていました。
元々青いままで収穫される水晶文旦は、関東向けに作られた商品では見た目が良くないので、ホルモン処理(エチレン処理)をして黄色くしていました。
黄色く色づいていないと商品として認められず、昔はカゴ売り(お見舞い用のカゴなど)に果物の詰め合わせをした際、色とりどりの果物を並べるために黄色い文旦がデカデカと鎮座していると見た目が良かったので黄色いものが主流とされていました。
でも、無理やり処理をしているので、日持ちがしないのと味がイマイチで不人気だったのです。
ここ20年ほど前より高知県内向けには青いままの新鮮なものを出すと、果肉がしっかりしていて日持ちもし、プリップリッの食感から溢れ出る甘い果汁が人気を呼び現在の青玉主流になっております。
この青玉も収穫してから追熟(熟成)していくと、果皮が段々と黄色く色づいてくると同時に中身も程よい酸味と果肉のバランスが良いのが人気になっております。
一ヶ月以上置いておくと完全に黄色くなり果肉も柔らかくジューシーになります。
ここ20年ほど前より高知県内向けには青いままの新鮮なものを出すと、果肉がしっかりしていて日持ちもし、プリップリッの食感から溢れ出る甘い果汁が人気を呼び現在の青玉主流になっております。
この青玉も収穫してから追熟(熟成)していくと、果皮が段々と黄色く色づいてくると同時に中身も程よい酸味と果肉のバランスが良いのが人気になっております。
一ヶ月以上置いておくと完全に黄色くなり果肉も柔らかくジューシーになります。
「美味しい!」と思われる時期はお客様によって好みがあり、嗜好品でもあるので、どの時期が自分に合っているのかを把握することが水晶ブンタンを召し上がることの醍醐味とも言えます。