愛媛県中島町視察!前編
かねてよりお付き合いのある愛媛県松山市の青果業者
「(有)田那部青果」の専務に、愛媛で一番美味しいみかんの産地
中島町へ視察にいきませんか?
(彼は田那部青果営業マン、イケメン岩本君)
と誘われたので二つ返事でOK!
実は当園は、中島町と深い関わりがあるのです。
土佐文旦の栽培が盛んになり始めた昭和40年代、
地元有志が7軒が集まってできたのが、
光研究会という生産技術販売出荷組合です。
(この光研究会現在6軒ですが、土佐文旦で農林水産大臣賞を4名の方で延べ5回頂いている篤農家のグループ)
土佐文旦の生産技術の向上を図るために講師(先生)として
指導に来て頂いていたのが、中島町の忽那(くつな)先生と言う方でした。(約15年程前に没)
父の代には、高知に20年以上何度も指導に来られ、
飛躍的に技術が向上したことでした。
私も18歳?30歳くらいまで何度が指導を受け、
栽培の基本を教え込まれた経験がございます。
しかし私は、中島町へは一度も行ったことがなく
この機会に是非?ということになりました。
松山へ到着し田那部さんと高浜港へ
向こうに見えるのが、夏目漱石の小説「坊ちゃん」に
出てくるターナー島です。
いざ高速船に乗り込みます。
高速船で行くと約30分位だそうです。
高速船に乗り込むと思いのほか乗船者が多く、
いつの間にか満席です。
松山から中島町へ仕事に訪れる方もいて、
ビックリ!
水しぶきを上げハイスピードで走ります。
窓には塩がこびり付いてます。
わずか30分で到着するので、
苦にならず・・・・
本日案内をしてくださる、「柑匠の集」(たくみのしゅう)代表の
忽那(くつな)氏がお迎えに来てくれ自宅へと案内して頂きました。
昔の経緯を忽那(くつな)氏に話すと、中島町は忽那(くつな)という
苗字が多く解らないとのこと。
でも忽那(くつな)先生の地元まで来れたのは幸運、
何かのご縁です。
そのご、挨拶もそこそこに早速園地へ・・・
(手前、忽那(くつな)氏、中、田那部青果専務、右、岩本君)
このハウスは、今最も高級柑橘として脚光を
浴びている「紅マドンナ」です。
栽培されている所が少なく、中島町産が最高級ブランド
なんだそうで、もうすでに予約済み。
ゼリーの様な食感で非常に甘くてジューシーだそうです。
(ブンタンマン、まだ食べたこと無い・・・)
ハウスの周りにはイノシシよけの電流が・・・
な・・なんと中島町(島周辺約24km)の中に
約1,000頭ものイノシシがいるらしく、
先日捕獲したものは170kgもあり、
お腹を開けるとみかんをたらふく食べていたらしい!
後編へ続く・・・
(今回長編ですので、前編、後編にて記載します)
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