柑橘類の美味しい食べ方!
そこで、全国のお客様によってそれぞれ味の捕らえ方や
美味しさの基準が違うことや、地方によって食べ方などの
違いに気づかされます。
果物の旬は大体、例えば10月?11月と言う風に
表示されている場合、10月の最初のほうは、
酸味があるので果物らしい新鮮な味わいです。
でも11月の終わりの方になると酸味がとれて
甘味を強く感じこれまた熟した美味しさが味わえます。
お客様によってこれを単純に
”美味しくなかった”
”美味しかった”
などと決め付けてしまう方も多数おられます。
人間が感じる美味しさの基準はそれぞれ
個性があり違いますので、苦情を言われると一番
対応に苦慮するわけです。
先日も土佐文旦をご購入されたお客様が
昨年は他の農園で3月中下旬頃取り寄せて食べた方は
凄くおいしい!と判断され、
今年は2月上旬頃食べて全然美味しくなかった!
と苦情を頂いたそうです。
もちろんしっかりと説明が出来ていないことは
手抜かりなんですが、年から年中同じ味のものを
食べれると思い込んでいるお客様も勉強して頂きたいものです。
大自然の恵みを頂くわけですから、
その年その年で出来ばえが違うし、またそのときの気候に
より酸味や甘味の乗り方がそれぞれ違います。
完璧なものを送ることは不可能なことなので、
そこのところご理解いただけたら、
生産者としては嬉しい限りです!