「押忍!」
突然携帯電話が鳴り、
「押忍!先輩!」
といきなり非日常な言葉が出てきた!
ついつい「押忍!」
と返事しかけた自分ではあるが、
元某空手道部の後輩からだった。
当流派の系列の師範が大学の師範教授を退任されるということで、
退任祝いをしようという後輩OB会からの案内であった。
空手の世界を離れてもう25年にもなるが、
わたしも中学・高校と6年間空手道部でならしたことも。
自慢じゃないけど、高校二年の時から個人で全国大会の切符をとり、
高三の時には2年連続で出場し、
インターハイで5位になったこともあります。
国体にも出させて頂き、当時優勝候補の東京の代表に
2回戦でいとも簡単に勝ったことも・・・・
高校を卒業して、一時極真空手に入門したが、
その後半年でその道場が芦原会館に変更になり、
中学からいれると足かけ10年ほど空手をやってきました。
そんな異様な雰囲気の中で仕込まれた習慣の
「押忍!」
は、そうそう抜けるものではないものの、
かれこれ20年以上がたち、数年に一度あうOB会での
会話の中でも「押忍!」
は非日常な言葉である。
でもこの「押忍!」の世界、
昔に戻れていいものの、凄い違和感を感じる50男で御座います!