土佐文旦の交配作業がはじまりました。
いよいよ本日より土佐文旦の交配作業が始まりました。
交配作業とは?
世界中の柑橘類の中で唯一交配をしないと
良いものが収穫できない果実が土佐文旦なんです。
土佐文旦は自家受粉(自分の花粉)がしにくく、
他家受粉(他の品種の花粉)にて交配させます。
他の品種とは小夏の花粉なんですが、
開花する1日まえの蕾が大きく膨らんだものを
一個一個蕾を採ります。
1日に使う量がだいたい10リットルバケツ3杯分なんです。
わずか1?2cmのものをコツコツとバケツ三杯も採ることは
大変な作業でもありますが、その採取した花粉を1個1個
文旦の花に付けていくのも大変な作業です。
当園だけでも25?30名ものアルバイトの方を雇いつけますが、
まるで花に群がる蜂のよう。
手間隙かかりますが、お金もバカになりません。
だから良い文旦が採れたときには
高くなるのです。
今年は天候に恵まれそうで豊作型かな??