嗜好品について!
同じ食品でも特に味をいうもの、くだもの類やラーメン類、お菓子類などさまざまですが、特にくだものは難しいですね!
文旦類で申しますと、一般的に糖度計(屈折計視度)で11度?12度台が大半ですが、中には13度?15度にもなるハウス物もあります。
しかし、13?15度もあるからさぞ美味しいだろうと思うとそうではないのです。
食味が大事で、15度あっても酸味が強いととても食べられません。すぐ飽きちゃって「美味しくない!」と言いたくなります。逆に10度でも酸味がほとんど感じらず果肉が柔らかいと「食べやすい!」美味しさになります。
要するに糖度と酸味とのバランスが取れているものが、本当に美味しいと感じる訳です。
それと食べるときの体調や体に感じる気温によっても、「美味しい」と思う感じ方が違います。暑い中外で仕事をしている人にレモンを食べてもらうと「すごく気持ちが良くて美味しい」と思いますが、雪の中でレモンを食べようとしても「とてもこれ以上寒くなりそうで食べたくありません」
以上のいように嗜好をいう食品は本当に難しいです。
お客様の生い立ちから現在の生活スタイル、また召し上がる状態を想像してお届けすることがこれからのサービスになるのではないでしょうか?