アキ理容、45年間お疲れ様!
昨夜は45年間、お世話になったアキ理容の閉店お疲れ様会でした。
マスターの体調が悪くなり、
仲間内では惜しまれつつ・・
10才の時に旧戸波(へわ)小学校の正門隣りに突然散髪屋が出来て、不良の集まりみたいなお店になっていたアキ理容。
学校が終わると下級生の4年生がドヤドヤと店内に入り、マスターと日々の出来事などを話しをする。
すると30分後には5年生、また30分後には6年生。また30分後には中学生と続きお店の閉店時間になると高校生達の溜まり場だった。
一年年上の先輩が来ると、怖いので後輩達は次々と帰ります。
4年生の時のある日、野鳥のヒヨ鳥をワサで獲ったので見せに行くと、
「オイ!こんな鳥はいっぱい獲れるかよ?」
と聞かれたので、
「ワサを掛けたらナンボでも獲れるよ!」
答えると、
「獲れたら持って来い」と・・
マスターは昼は散髪屋、夜は高知市内の居酒屋でバイトしてたらしく、野鳥の焼き鳥を出すことに。
わたしが先ず100円で羽や毛を毟り取り渡す。
するとマスターが捌き200円で居酒屋に卸す。
居酒屋は500円で焼いて出すという流れ。
当時一羽100円(ツグミ100円、トラツグミ150円、ハトや小綬鶏、ウズラは200円、サギは300円)卸し始める。
毎日4〜5羽は獲れたので、お陰で小学生ながら小遣いには全く不自由しなかった。
そこから腐れ縁がスタートしたのだった!
わたしは、中学生になると全寮制の学校に入る事になり、高校を卒業するまで音信不通になる。
その間戸波小学校から、高知市内の神田に引っ越していた。
高校を卒業すると同時に、風の頼りにお店を探し出し、それから又長いお付き合いが始まりだした。
お店に来る常連客は、何らかの繋がりで集まるようになり、年に何度かの飲み会も開きBBQなどで古民家での泊まり宴会も数知れず開催。
小学校時代怖がった当時の中学生や高校生の先輩達も社会人になると、酒呑み仲間。
アレからの客同時のお付き合いも続き、
もうとっくに定年退職された方々もいらっしゃり、時代を感じます。
懐かしい昔話に花が咲き、散髪屋仲間達の溜まり場は惜しまれつつ閉店となりました。
マスター長い事、ありがとう!
お疲れ様。