家庭用のお値段が上がる訳!
お客様から、
「最近家庭用の文旦の価格が上がりっぱなしで、購入しぬくくなったわ!」
「もっと安くならないのかしら?・・・」
などとお問い合わせ的な事を頂くのですが、
白木果樹園の生産レベル的には、元々家庭用というものは、全体の生産量の内の2~3割程度しか無いのが現状です。
2~3割の家庭用でも、他の農家や販売されているものよりははるかにレベルが高いのですが、
家庭用のお値段を下げていると、お客様の注文が家庭用ばかりに殺到してしまい、殆どのお客様が購入できなくなってしまいます。
例えば、7割が贈答用で3割が家庭用とすると、注文されるお客様が5割の贈答用と5割の家庭用に分かれるとします。
すると2割の家庭用が不足してしまうのです。
足らなくなった分はどこで補うか?というと、贈答用の良い品質のものを家庭用に回さなければならず、元々あった家庭用のお値段に贈答用の物を足して割ると、お値段が上がってしまうのです。
さらに、家庭用の商品の品質が上がると、
「あら?家庭用で十分だわ!」
ということで、またしても注文が家庭用に偏ってしまいます。
延々と家庭用のお値段が高くなってしまうのです。