ヨーロッパ紀行 Vol.5
27日(月)
夜中3時頃に脹脛を攣りだし痛さで起きる。両足が痛く完全に目が覚める。
毎晩の様に時差ボケで2時過ぎに目が覚めて眠れない。仕方がないのでfecebookをしながら自宅と連絡をとり、仕事の進捗状況を把握する。早朝ホテルのロビーに行くが閉まっていてチェックイアウトが出来にない。
7時半からロビーはオープンするらしく、黒人の受付の女性があくびをしながらドアを開ける。当然リオネルさんは来ていないので少し待ってまた自分の部屋に戻りベッドに横になっていると、ウトウトと眠くなり一瞬寝る。
飛行機の時間を1時間間違っていて、11時55分発の為のんびりした。
9時よりチェックアウトしバス停に向かう。飛行場行きのバスに乗り30分程で到着。荷物検査を済ませて搭乗口にいくも時間が飛行機が遅れるとのこと。余裕が有るので買い物も済ませるが、垢抜けしないお土産はどうかな?と考えるがポルトガルらしい物を購入しようとお菓子類を買った。
カラフルなお皿もあるがリオネルさんの云うには、如何にもデザインはポルトガルやフランスっぽい物があるが、実はほとんどが中国産の物が殆どで、人件費の高いフランスでは作る事がまず無理だろうとのこと。で飾り物で安いものは辞めたほうが良さそうだ。
12時過ぎにポルトガルのリスボンとお別れをして、2時間半掛けてパリに行く。機内へ入り上空に上がると眠くなり、殆どの飛行時間は眠った。
パリのド・コール空港に着くとガイドのフランソワ・デスコルスさんが迎えに来てくれたので彼の運転でディジョンに向かう。パリからディジョンまではほぼ500kmもあり、高知から京都位まではありそうだ。
流暢なデスコルスさんは、1970年代に日本に興味を持ちこの時代には考えられ無かった日本語の専攻を大学でしたそうで、若い時代に留学もしてたそうである。
リオネルさんも同じく1980年代前半で日本に興味を持ち来たそうで、年はデスコルスさんの方が一つ上らしい。
デスコルスさんの運転は決して上手ちは言えないが、日本語は日本語はジョークも含め上手だ!元JALのフランス観光やワインのスペシャリストとして、13年間勤めていたそうである。前日も38人の日本人の観光客をワイン巡りに連れて行ったらしい。
過去にも日本から来たワイン業者やソムリエ関係、或いは農協関係者のガイドを数えきれない程のガイドをしたそうである。
車の中ではリオネルさんと二人が早口のフランス語でまくし立てるので、話が見えてこない。いつの間にか疲れがドッと出てきて、1時間程の眠ることに。
デスコルスさんの車の運転と日本語の話、リオネルさんのと相性が驚くほど似ていて面白い。コンビで出てきそうなコントな旅になりそうである。
デスコルスさんの運転は話に集中すると運転がおろそかになり、ハンドル操作が覚束ない。心配していたら高速道路で道を間違えて、約20kmを引き返す事に。往復20分程のロスがあったが、のんびり行けばいいかと思う。
フランスの高速道路は制限速度があり場所によって違うが、所々自動速度検査機が設置してあるので気を付けないと、後から罰金が蓄積されてくるので勿体無いとのこと。
車は130kmの速度設定をして走るとスピードを違反にならないので良いとのこと。
お国柄は違うが運転手の気持ちは一緒である。
高速を飛ばして2時間30分程で眠ったている間にディジョンに到着。街中に入る寸前に石灰石の山などが見え、中世の街並みがより歴史を醸し出す様に思える。