ヨーロッパ紀行 Vol.4
26日(日)
まだ時差ボケが治らず、必ず夜中2~3時には目が覚める。
寝たくても眠れないので仕方なくlenovoで、ブログ用の下書きを毎日することに。
またこのlenovoはウィンドウズのため、使い勝手が悪く、度々エラーになる。
文章を早く書きたいのにイライラが溜まって、絶対ipadがマシだと反省する。
さて今朝はのんびりしたスタートで、ホテルを午前8時半に出ることに。地下鉄は目の前にあるので大して歩く必要はないが、夜中に足をツルので歩くのが辛い。高級リゾート地の待ち合わせ場所まで約1時間の道のり。
終点の目的地に着くと少し遅れてガイドのファティマ女史が迎えに来てくれた。
車に乗り込み先ずは砂浜の海岸線を走り断崖絶壁の灯台に。
ロカ岬だ!ヨーロッパの最西端だそうで、大西洋の荒波が打ち寄せる断崖絶壁である。
日曜日とあって観光客でごった返しています。結構中国人も居て、ひときわ目立つデカいカメラで写真にをとりまくり。一昔前の日本人のよう。
昼食の予約までは時間があるのでカフェでもと探すが車が多すぎて駐車場が無い。
仕方なく戻る途中のマルシェで見学することに。狭い道路脇に並ぶお店は臨時の市場。車で買い物に来るお客がひっきりなしに訪れていた。写真を撮りすぎて一台のカメラの充電が無くなった。
市場はやさいや果物を始めソーセージやママレード蜂蜜などの加工品も並ぶ。沢山の種類があるお店は、自家栽培じゃ無くどっかのお店から買ってきたものが多そうだ。
ママレードのお店に並んでいたカラフルな瓶が一際私の心を揺さぶった。見せ方一つでこじゃんとオシャレになるので勉強になる。
リオネルさんは欲しい物が多く結構買い物をする。
中でも羊のソーセージは癖がありますが美味しい。日本へは輸入禁止だそうです。
さて、予約の時間が近づいて来たので移動することに。曲がりくねった道のりを走ると、バイカーが猛スピードで追い抜いていく。途中見通しの良いカーブでは道の除け場で観客が大勢。何を待っているのかと云うと、カーブを走る車の横をすり抜け追い越していくエキサイティングなコンテストをやっているらしく、車の運転手からするとタマッタものではありません。
こりゃ事故や死亡があってもおかしく無いわ!警察もロクに取り締まりなどないらしく、やりたい放題。改めて外国は自己責任の国だなあと思う次第です。
予約の1時半になったので入店することに。近隣のバカンススポットからすると異質な場所にホテル兼レストランがあり、他を寄せ付けない様な威圧感があります。
HOTEL&Restaurnte Fortaleza do Guincho
元々イギリス人が所有していたホテルですが、最近香港にいる中国人が買い占めたとのこと。センスが変わって昔馴染みの客はガッカリしているらしい。
それでも、バンサンシェフが作る料理は評価されていて、根強い人気と評価があるようだ。
総料理長のバンサンは私の来るのも楽しみにしていてくれた様だが、スペインで料理の大会があるとのことで、留守にしていた。しかしながら、日本からわざわざ来るという事で特別な料理を用意してくれていた。
先ずはスパークリングワインで乾杯!
ポルトのスパークリングワインという事で、フルーティながら繊細で洗練された 味わいが喉越し良く口の中で香りとともにひろがるようだった。
先ずは前菜として、マグロの身を超薄くスライスして土台とし、その上に野菜やジュレを乗せて周りにも柚子のジュレを散りばめた、とてもオシャレな味わいであった。
二品目は、
1時半ごろから食べ始めたランチも有に3時間ちかくになり、午後4時を超えていた。テラスに出て海風に当たりながら酔いを覚まし、ファティマさんも帰る時間となりタクシーを呼び帰ることに。
ファティマさんともハグをしてお別れをして、日本での再会を約束してお店を後にしました。
タクシーの運転手が飛ばす飛ばす!ベンツのタクシーは最高速度260kmものメーターがあるので、普通に走っても150kmものスピードを出してリスボンには30分も掛からない時間だった。
ホテルに到着後、早速シャワーで汗を流し、夜の町を再びワイン求めて徘徊するのであった。
日曜日の夜の街は人も少なく歩きやすい。リオネルさんが前もってリサーチしてくれていたワイン酒場を求めて、坂の多いリスボンの街を右に左に探していった。
15分程歩くとお目当てのワインカフェ。小さなお店で20人も入るといっぱいになる。ウエイターにお薦めのワインを3種類頼み、子牛のグリルとミックスサラダで晩餐をしたのだった。
ポルトガルのワインの中でも、ドライな味わいをお願いして、フルーティでさっぱりしたワインを頂いた。20杯目も似たような味だが、最初の物よりまだ優しい。3杯目はやや芳醇な香りのワインで干しぶどうの香りが仄かにした。
丁度の頃合いで酔いが回り始め、ホテルのに戻ることに。
時差ボケから来る疲れが出て早々に眠くなりベッドに横になると、夜中3時まで眠っていた。