クリスマスとサンタクロース!
親戚から貰ったクリスマスケーキを
娘がロウソクを立て火をつけて勝手に消してしまいました。
早くケーキを食べたかったのでしょう!
夕食後というのに別腹らしく、あっという間に平らげた!
ケーキを八等分した一片とフォークをお皿にもり、
自分の勉強机の上に置いて手紙を書いていました。
サンタクロースさんへ!
******************************************
夜中にお腹が空いているでしょうから、
ケーキを食べてください。
私がほしいものは?
一番にベット!
二番に新機種の携帯電話!
やっぱり一番と二番はやめて、
ドリームファイブのCDと洋服!
******************************************
と書いていました。
少し風邪気味の娘は早めに寝てしまいましたが、
夜11時頃にテレビをつけたままお酒を飲んでいた私に
突然起きてきて、
「早よう寝んとサンタが来れんやいか?
早よう寝えて!」
と催促致します。
ハイハイ!と
一緒の時簡に寝てしまいました。
夜中1時ごろ、また目が覚めたらしく
枕もとのプレゼントを探しますがありません。
受験を控えている浪人生のお兄ちゃんが、
1階のリビングでサッカーの試合を見ていたので、
「お兄ちゃんが、まだテレビを見ゆうけまだ来てないわ・・」
とまた寝ていました。
すると深夜3時に目が覚めたらしく、
「サンタが来ちゅうか見に行ってみる!」
と叩き起こされ一緒に見に行くと、
どこにも見当たりません。
「あれ??!無い・・ない・・」
「けんどケーキもフォークも置いちょったけんど
両方ともないお皿もない!・・」
と不思議そう??
落ち込んだ様子でまた寝てしまいました。
早朝6時ごろ、またバタバタと階段を下りてきて、
勉強部屋やリビングを探しますがありません。
諦めた様子で、祖父母のいる別宅へ報告に行きました。
「サンタさんはうららにプレゼント忘れたみたいや!」
「プレゼントが無い?!」
「けんど、ケーキとフォークとお皿がないがよ!」
としきりに祖父母に報告します。
祖父母はそれを聞いて大笑いをしていました。
そこへ私が
「玄関に何やら見えようで・・」
というとすっ飛んで行き、
「やったあ??!あった!あった!」
と大はしゃぎ・・・・・
ドリームファイブのCDと洋服!
がしっかりとあり、安堵した様子で
喜んでいました。
彼女にとっては凄く長いクリスマスイブだったのでしょう!
このお話微笑ましいと思われた方、
ポチッ!としちょってくださいませ。