地元で住宅火事発生!
午後4時36分。
ウウ????!ウウ????!ウウ????!
とケタタマシイサイレンの音。
この音を聞くと凄く緊張が走ります。
そう!火事なんです。
慌てて軽トラックに飛び乗り屯所まで
駆けつけます。
その間に「○○で住宅火災発生!」
「え???!地元じゃん!!」
高鳴る心臓の音が益々大きくなり、
屯所に向かう途中、山越えで黒煙が立ち上っていました。
これはやばい!
屯所の消防車はもう既に出ており、
法被と長靴を履いて現場へ駆けつけました。
現場近くは国道沿いなので車が見物がてら見ていくので長蛇の列。
200mほど前に軽トラを置き去りにし、走って現場へ駆けつけたが
まだ何処も消化活動を行なっていません。
自分の班の消防車を探し、ホースを持って駆けつけ
連結し放水開始。
地元なので一番乗りで放水を始めましたが、
既に民家は火の海と化し、隣に移る勢いです。
私達が放水し始めて間もなく数本のホースから
放水がはじまり、徐々に消えはじめます。
消化活動をはじめて約30分程度で鎮火のサイレンが
なりましたが、まだまだ煙が上がっており放水をかけ続けます。
地元が最後まで見守らなければならず、
その夜は10時30分まで待機しました。
次の日の早朝、本署より小さな煙がまだあがっているとの事、
連絡を受け現場へ。
地元班全員に召集を出し、午前9時30分には
完全に消し止められました。
しかしながら残念なことに、一名の方が亡くなられたとのこと、
大火災になり班長としても身が引き締まる思いで、
責任を感じられずにはいられません。
まる2日間の作業で、体中が痛く今も背中から
腰が痛いです。
この時期、特に冬は空っ風が吹くので、火の元には
十分気をつけて頂きたいです。