柿の由来、成分
●カキの木科の落葉高木。歴史の古いくだもので、
中国から伝わった。
近年はアメリカ大西洋沿岸、イタリア、ニュージーランドでも
栽培されている。種無し、種あり、渋柿、甘柿がある。
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昔から「柿が赤くなると、医者が青くなる」と言われるほど、豊富な栄養素を含むくだもの。
渋柿と甘柿があり、ともにカロチンやビタミンCが多く含まれる。カロチンはビタミンAになって、目の角膜や粘膜、全身の上皮組織を健康に保つ働きがあるとともに、免疫機能を守り、成長を促進する作用がある。
ミカンの2倍含まれるビタミんCは、美肌に、かぜなどのウイルス病の予防に、ストレスに、抗がんにと効果がある。若葉のころの葉にもビタミンCが多いので乾燥させ、柿の葉茶にして飲む。
カリウムは利尿効果があるとともに、ナトリウムの排出をうがして、高血圧を防ぐ。
一般的に二日酔いにきくとされる。