「野囲い」 という物をご存知でしょうか?
いよいよ本格的に露地物土佐文旦の収穫が始まっています。
「野囲い」
という物をご存知でしょうか?
地面に少し穴を掘り両はしを板で囲います。
底にポリシートを敷きその上にポリコモ(昔は藁で編んだ物)を敷き布団のように敷き、大事な文旦は布団の上に寝かせます。
そしてポリシートを被せて、その上に藁を一面覆い被せます。
この状態で1〜2ヶ月間じっくりゆっくりと熟成させます。
何故熟成させるかというと、収穫したての文旦は、酸味や甘味がお互い強調仕合トゲトゲしい味に感じられます。
熟成させることにより、バランスの取れた味わいになり、美味しく感じられるからなのです。
じっくりゆっくり熟成させた文旦、出荷は2〜3月です。
正月を挟んで収穫作業は続きますが、美味しい土佐文旦もう少しお待ち下さいませ