汗ばむ陽気には酸味の利いた「小夏」
このごろやっと暖かくなり初夏の陽気になってきました。
気温が25度を超えると夏日。
汗ばむ陽気の中で仕事をしていると、
少し酸味の利いたものが食べたくなります。
そんな時「美味しい!」と感じるのが「小夏」です。
高知県では「小夏」、宮崎県では「日向夏」、
静岡県や愛媛県では「ニューサマーオレンジ」とも言います。
もともも「ゆず科」の柑橘のため、酸味が強いのが特徴なんですが、
最近は栽培方法も確立され、甘くてジューシーなお味になっています。
昔は子供の日によく食べたもので、庭先になっていたやつを
もぎ取っておやつ代わりに食べていました。
子供心に感動的に美味しかったことを思い出します。
小夏はテニスボールほどの大きさなんですが、
外の黄色い皮の部分をりんごの皮を剥くように剥いていきます。
果肉は白い甘皮の部分に包まれています。
それをそぎ落とすようにお皿に盛り付け出来上がり。
少々お塩をふるとなお一層美味しく召し上がれます。
疲れた体をビタミンたっぷり利いた酸味で
元気な体にしてくれます。
是非召し上がった頂きたい一品です。
http://www.buntan.com/fruit/konastu.htm