「てんたん」とは?
最近巷でうわさのフルーツ?
「文旦」とは違うの?
とよくお客様から聞かれます。
「てんたん」は、JAとさし(土佐市農協柑橘部)が定めた
ブランド文旦のことです。
土佐市の文旦山畑で南向きの斜面で、
文旦ソムリエが箱詰めするときに美味しいものだけを選び
荷作りして販売するのが「てんたん」というブランド文旦のことです。
当、白木果樹園はJAとさしには属していますが、
JA経由での販売はしていません。
なぜか?
本当に美味しいものは栽培された園主でしかわかりません。
園主は年間を通じて畑に行って作業をし、1本1本の樹を見ては
どのように対処をすればいいのかが解ります。
文旦の実を手に持ってみたときに、この文旦はあの畑のこんな場所で、
こんな樹でこんな栽培の中につけた果実だ!と思えないと本当の
美味しさが解るはずはございません。
「てんたん」は土佐文旦となんら変わりません。
土佐文旦もまだまだ全国ではマイナーなものなのに
「てんたん」でお客様を惑わすのはどうか?
と疑問を抱く今日この頃です。
追記:
文旦ソムリエとは?
JAとさし管内で土佐文旦を30年以上栽培し、
尚且つJAとさしの研修を年3回受講された方のみが認定される制度です。
先日青果店の店主や卸人の方に会って話をしましたが、
ソムリエはやはり青果店の店主など一般の方が
成ったほうが良いのではないか?
との意見が多かったです。
ちょっと位置づけがどうかな?